とうきょうすくわくプログラム活動報告


とうきょうすくわくプログラム活動報告

 

英語遊び  全クラス対象

活動のテーマ

みどり幼稚園ではインクルーシブ保育をおこなっていて、日本語を母語としない園児が在籍することもあることから、ネイティブの先生による英語遊びの中で楽しみながら、 自分とは異なる言語、文化、人の多様性を肌で感じ、自分と異なる文化、人を受け入れ、興味関心を持つことを目指してこのテーマを選びました。

探究活動の実践

<素材・道具>
・教育ゲームの小物、世界地図、万国旗、先生と園児が一緒に遊べる世界共通のゲーム
(”UNO”)など
<環境>
・区内のEnglish Preschoolから幼児教育/保育に慣れたネイティブのアメリカ人先生を派遣してもらい、外国人先生との遭遇の環境、英語コミュニケーションの環境を設定

活動の内容

・活動期間の前半(10/2、10/16、11/6、11/20、12/4)は、まずネイティブのアメリカ人先生や英語によるコミュニケーションそのものに慣れることを目指し、先生のリードのもと、英語の歌やダンス、簡単な教育ゲーム等を楽しみました。


・後半(1/28、2/5、2/19、3/5)では、同様に歌やダンス、ゲーム等を楽しみながらも、子供たちのより主体的な参加や探求を促すことを目指し、より参加型のゲームや、年長組では先生に対するインタヴューなどを行いました。



活動中見られた子どもの姿

・最初は、外国人の先生に対して怖がって泣く子(年少)や、「分からないからつまらない」と感じる子(年中)、ダンスやジェスチャーを恥ずかしがる子(年長)など、戸惑いや拒否の反応が見られました。しかし、回を重ねるごとにそうした反応は減り、次第に子どもたちから「I am happy!」「See you!」などの英語のフレーズが自然と出るようになりました。
・活動の終盤には、年長組の子どもたちが先生にインタビューをしたり、UNOを一緒に遊びたいと提案したりと、積極的に関わる姿が見られ、大きな成長が感じられました。


振り返りによって得た先生の気づき

・初めて外国人の先生と接した子どもたちの中で、意外にも年少組が最も早く慣れました。 まだ身振りや視覚的な理解が中心なことが理由かもしれません。一方で、年中・年長組になると「分からないからつまらない」「恥ずかしい」といった反応も見られ、年齢とともに言葉への依存や社会的な意識が強まることに気づかされました。

・「分からない」と感じて離脱する子どもたちに対しては無理に参加を促さず、自由に過ごせるようにしたところ、友達が参加している姿に自然と興味を持って戻ってくる姿が見られました。 この経験から、子ども同士の影響による自発的な学び(ピア・ラーニング)の大切さを感じました。

・また、発達に特性のある子どもたちが英語活動により積極的だったことも印象的でした。 ネイティブの先生が行う視覚・ジェスチャー中心の指導法が、言語理解が難しい子どもにも分かりやすかったのではという気づきがあり、今後の保育や支援教育にも活かせる可能性を感じています。



「園庭の自然」うぐいす組

「お祭り」こまどり組

「日常体験からのごっこ遊びが発展した制作遊び」はくちょう組

「英語あそび」全クラス