とうきょうすくわくプログラム活動報告


とうきょうすくわくプログラム活動報告

 

英語あそび 全クラス対象

活動のテーマ

昨年からネイティブの先生による英語遊びを取り入れましたが、子供達は異文化や普段接しない外国人の先生による活動にとても興味を示しています。 本園は心身に障害のある園児や日本語を母語としない園児が在籍するインクルーシブ保育の幼稚園であり、このような環境に即した本園ならではの英語遊びとして、 遊びの中で楽しみながら自分とは異なる言語・文化の人とのコミュニケーションに親しみ、異なる文化について興味関心を持つことを通じて、多様性の大切さや楽しさを感じたり、共生・協働の精神を身につけるきっかけとしたりしてほしく本テーマを設定しました。

探究活動の準備

・環境の第一として、幼児の英語教育に慣れている地域の英語プリスクールからネイティブの英語先生を指導者として派遣してもらいました。

・日本語を介さない理解を促進するために、絵やイラストのカードを準備し、また、ロール・プレイ的な踊りのための小道具(例えば、バスの運転手になって踊る際のステアリングホールなど)を準備しました。

活動の実践


夏、冬を除く5月から3月の間で月1―2回活動しました。

活動は以下の9回:5月21日(水)6月4日(水)6月21日(水)9月3日(水)9月17日(水)10月15日(水)11月19日(水)2月4日(水)3月4日(水)

・活動は、ネイティブの先生が中心になり、日本人の教員は園児の中に入って参加しました。

・プログラムは園児が慣れやすいように、個々の内容は変わるが、プログラムの流れは変えないようにし、1)ネイティブの先生との挨拶 → 2) 絵カードやジェスチャーを使った簡単な英語の練習 → 英語の歌や踊り (→ 場合によっては英語でのゲーム)→ ネイティブの先生とのお別れの挨拶のパターンを守りました。

・最初は、ネイティブの先生に絵カードを見せられて、「犬」「青」など、日本語で答えが出てしまうこと園児が多かったですが、「In English, “a dog”, “blue”」などと教えられているうちに自然と英語が口に出る子も増えてきました。

・今回は、派遣元の都合で、アメリカ人の白人の先生、両親がアメリカ人と日本人の先生、フィリピン人の先生と、年度の中で先生が変わりましたが、一口に外国人とか英語を話す人と言ってもいろいろな人がいることを知ることができ、かえって良かったと思います。

振り返りによって得た先生の気づき

・何人か英語がよくできる園児がいたため、保護者の方に英語のレッスン等に通っているのか尋ねたところ、皆、特に何もしていない、との返事でした。 ただ、好きで英語のYouTubeをよく見ているとのことで、現代のICT環境のもとでは、幼児がまさに自律的に楽しみながら英語を習得することがあるということに気づき驚きました。

・現在、本園にはスリランカ国籍のお子さんが在籍しており、また、イギリスやフランス、ニュージーランドなどで結婚された方のお子さんが親御さんの一時帰国で短期在籍されましたが、彼らは日本語が必ずしも流暢と言うわけではありません。 英語遊びの中で、日本の子供たちも、楽しいプログラムとはいうものの、やはり、英語が口を出なかったり、聞き取れなかったりする際のもどかしさを感じいる様子がみられ、このような体験が逆の立場のお友達への理解や共感につながると良いと思いました。



素材の感触と変容 うぐいす組

ものの動き こまどり組

組み立て遊び はくちょう組

英語あそび 全クラス対象